アメリカの国際写真賞『reFocus Awards』で、一年に一度実施される『Black and White Photo Contest』において、
私の作品『Children of Smokey Mountain』が、プロの部・フォトジャーナリズムカテゴリーで、『Honorable Mention』(奨励賞)を受賞することができました。今年は、世界77か国から作品の応募がありました。そして、ファイナリストにノミネートされた後、世界に公開された各作品には5万2千の投票が集まり、最終的な受賞者が決まりました。奨励賞の受賞は、彼らが一年の間に実施している3つの写真賞の内、最も重要な写真賞と位置付けられている『World Photo Annual』(今年9月に実施)に引き続き、連続での受賞となりました。ファイナリスト選出後、投票にお力添えをいただいた全ての皆様に心から感謝いたします。この結果がカンボジアへの関心に繋がり、弱い立場に生きる人々の願いを救いあげる一助となれれば幸いです。
Children of Smokey Mountainは、2003年から開始したカンボジア取材の原点です。ポル・ポト政権による虐殺と内戦後にやってきた急速な開発の波の煽りを受け、巨大なごみ集積場で有価物を広い命を繋ぐ子どもたちとの出会いは、
カンボジアに生活拠点を置き、フォトジャーナリストとしてシャッターを切っていく決意を与えてくれました。また、同作品のルポルタージュは大学3年生の時に、共同通信社から配信していただいた初めての私の署名記事となりました。私はこれからも、故郷秋田とカンボジアを見つめ、人々の姿を伝え続けていきたいと思います。
下記は『受賞作品』のページです。
下記は『受賞者リスト』のページです。
下記は『distinctive artists』のページで、私も紹介されています。
