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  • Satoshi Takahashi

ブダペスト国際写真賞受賞のお知らせ

更新日:2023年3月10日



ハンガリーの国際写真賞『Budapest International Foto Awards』(BIFA)から連絡がありました。故郷秋田の伝統の営みを取材した二つの作品が、今年度は受賞対象となりました。プロの部、人物/文化部門(People/Culture)にて、男鹿半島双六地区の吹雪の中のナマハゲ行事を取材した『NAMAHAGE』が『Honorable Mention』を受賞しました。また、プロの部、報道写真部門(Editorial/Photo Essay)にて、神の魚と言われるハタハタ(鰰)を、うねりの海で追い求める故郷秋田伝統の『季節ハタハタ漁』の8枚組のフォトストーリー『ハタハター神からの贈りもの』が『Bronze Winner』を受賞しました。


同賞は、世界中の写真家の優れた作品を奨励し、ハンガリーの芸術界を通して、受賞作品を広く紹介することを目的として設立された東欧を代表する国際写真賞です。12月の秋田は、季節ハタハタ漁と男鹿のナマハゲが行われる重要な季節。同賞を通し、故郷秋田で受け継がれてきた伝統の営みを世界に伝え、関心をもってもらえるきっかけとなれれば幸いです。私はこれからも、取材を受け入れていただいた方々の思いを常に心に留め、温かい光を当てることができるように挑戦を続けます。





 

2021年度のブダペスト国際写真賞の受賞作品は下記となります。独裁色を強める政権の人権弾圧に、自由と民主を求め闘い続けたカンボジアの人々。大切な彼らの願いをまとめた、近年のカンボジア取材の集大成となる写真集が受賞対象となりました。カンボジアで進行する人権弾圧の現状と、独裁に命をかけて抗う人々の切望に、心ある関心が少しでも集まることを願います。『RESISTANCE カンボジア 屈せざる人々の願い』は第38回『土門拳賞』にも選ばれました。


ドキュメンタリー写真集部門、プロの部、銅賞(Bronze in Book/Documentary)



 

写真集に登場するテップ・バニー女史。カンボジアで最も勇気ある活動家の一人であり、平和運動の象徴でした。政権の弾圧に立ち向かい続けた彼女は、数度の不当な投獄下に追い込まれながらも、屈せざる意志を貫き通し、祖国の公正な社会の確立を願い続けました。テップ・バニー女史は現在、アメリカで事実上の亡命生活を送りながら、カンボジアの未来を願い活動を続けています。亡命は、政権による弾圧と脅迫と投獄の魔の手から逃れるための、苦渋の選択でした。彼女が近い将来、祖国の地を再び踏める日が来ることを切に願います。


報道/政治部門、プロの部、銀賞(Silver in Editorial/Political)


 

2004年から取材を続けている東南アジア最大の淡水湖『トンレサップ湖』の湖上生活者の村『コンポンルアン』。水上に生きる彼らの生涯を記録したいと願い、15年以上取材を続けてきました。その地にある湖上のカトリック教会で行われた、忘れ得ぬ結婚式の一場面が受賞対象となりました。


人物/結婚式部門、プロの部、銅賞(Bronze in People/Wedding)






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