My documentary photographs covering the border conflict between Thailand and Cambodia received Gold and Bronze awards at the Prix de la Photographie Paris (PX3)

更新日:4 日前
I am honored that my documentary photographs covering the border conflict between Thailand and Cambodia received Gold and Bronze awards in the Press category of the professional division at the Prix de la Photographie Paris (PX3-The Paris Photography Prize), an international photography competition.
Throughout history, the people of Cambodia have endured the tragedies of war time and again. Watching them being driven from their homes once again, losing their lives to the conflict and being forced to become refugees was utterly unbearable.
Even now, many Cambodians are still unable to return home. I would like to dedicate this award to them.
'We Cambodians do not want war.' It is a message that I wish to continue conveying.
My reporting on the border conflict was made possible thanks to the support of my dear friend, Vantha Phoung in Cambodia. I am deeply grateful for his support.
パリの国際写真賞『The Prix de la Photographie Paris』 (PX3-The Paris Photography Prize) から連絡があり、タイとカンボジアの国境紛争に関して取材した9枚組のモノクロのフォトストーリーがプロの部、『報道写真/Feature Story』のカテゴリーにおいて『Gold』を受賞しました。また、国境紛争に巻き込まれ、避難民キャンプに避難せざるを得なかったご高齢のメアス・スーンさんの最後の姿を取材させていただいた一枚の写真が『報道写真/戦争』のカテゴリーにおいて『Bronze』を受賞しました。
過去、20年間にわたる内戦と、ポル・ポト政権による虐殺の歴史、及び現代の政権与党による独裁的支配を経験してきたカンボジアの人々。彼らが再び家を追われ、新たな紛争によって命を落とし、避難民となってしまう姿は余りにも耐え難く、深刻化していく状況を見て、毎日もがくような気持ちでした。カンボジアに戻り、人々の思いを取材したい。その思いを受け入れてくれた大切なカンボジアの友人たちのサポートを得て、取材現場に向かいました。行く先々の避難民キャンプで人々が話してくれた「我々カンボジア人は戦争は望まない」という言葉は、カンボジアの市井の人の願いそのものだと思いました。また、 ポル・ポト政権の虐殺と内戦を生き延びたスーンさんが現代の紛争に巻き込まれ、避難民キャンプの診療所で命を落としたお姿は、戦争の不条理を突き付けられた時間でした。
100年以上の長きにわたり係争地となっているタイ・カンボジア国境では、武力衝突が繰り返されてきました。この度の国境紛争は昨年7月末に勃発し、昨年12月に停戦合意に至ったものの、タイ軍はカンボジア国境付近の領土内に侵入し続け、その地域を事実上の占領下に置き、今も多くのカンボジアの人々が避難先から帰還できず避難生活を強いられています。そして内戦時代に、600万個と推定される地雷が埋設され、懸命な除去作業に取り組んできたカンボジアの大地が、再び不発弾やクラスター爆弾で汚染される状況となっています。
政治的思惑が主導する力の声ではなく、私はこれからも市井の人のそばで、人々の望む平和と民主への願いを継続して取材し、 心を込めてシャッターを切り続けていきたいと思います。
国境紛争の取材は、私の大切なカンボジアの友人たちのサポートなくして実現できないものでした。彼らにこそ受賞はふさわしく、世界中の人々がカンボジアとタイの国境紛争の事実と現状について関心を持ち、解決に向けて動いてくれることを願います。
PX3は2007年に創設され、才能を発掘し、パリの芸術界へ世界中の写真家の作品を紹介し、写真への理解を深めることを目的としています。現在、ヨーロッパで最も大きな写真賞の一つとなっています。







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